オースティン・セブン オリジナルボディー製作 第1回 |
オースティン・セブンのオリジナルボディー製作をご注文いただきました。
数ヶ月に渡って作業のレストアの流れを掲示して行きます。
貴車の生い立ちについて |
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・オースティン・セブン(AustinSeven) 1922年、ハーバード・オースティンによりその歴史を開きました。 T型フォードと並び現在の乗用車大衆化の始まりとなった重要なモデルです。 当時としては画期的なA型フレームのうえに750CCのサイドバルブエンジンが搭載されています。 当初はサルーンのみでしたが、その後1939年の生産終了までに、コマーシャルバンやスポーツモデル等、多数のボディが作られました。 T型フォードと同様、同一モデルから多数の派生モデルが生産されたのもこのモデルの特徴といえます。 20馬力にもみたないエンジンですが、弾けたような活発さで英国全土のみならず 、ヨーロッパ、そして日本にも輸出され、自動車文化を大衆にまで広げた立役者となったのです。現在でも英国やヨーロッパ、そして少数ですが日本国内にも愛好者が存在しておりヴィンテージカー趣味の入門としておおきな存在意義を持っています。
・レストア作業内容 バックヤードビルダーが製作したと思われる2シーターボディを剥がし、新規に2シーターのスポーツボディ製作を行います。 (現状でのボディスタイルを尊重しつつ、当時のコーチビルダー製作のボディに合わせたイメージで製作を行います。) なお、今回のレストアでは、エンジンや電装系の修復は完了している為、外装を中心とした修復となります。 ラジエータや灯火類を当時の姿に戻し、アルミニウムでのワンオフボディ製作を行います。 |
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お客様からお預かりの状態です。
この車が販売されていた頃、日本は大正時代ですから、いかに当時のイギリスが自動車先進国だったかが判りますね。 ちなみに、車前部についているハンドルは、エンジン始動に用いるものです。
と、言うことで、車体の分解を行いましょう。 |
屋内に車を入れて分解を開始します。 古い車の部品は壊れやすいので、慎重に分解します。 |
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外装が取り外し終わりましたので、エンジンと駆動装置を取り外して分解は完了ですね。 ここから、新規にアルミボディーの製作に入りましょう。 |
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