ビュイック コンチネンタルキット製作(第1回) |
お客様より、ビュイック センチュリーワゴンへのコンチネンタルキット製作及び装着のご依頼を頂きました。
@ビュイックとは?
アメリカの自動車メーカーGMの1ディビジョン。 元は1903年5月ミシガンにて創業。 創業者はデビッド・D・ビュイック。
GMグループ内ではキャディラックに次ぐ高級ブランドです。 代表車種はリビエラ、ロードマスター、リーガル等ですね。 |
お客様はビュイックとコンチネンタルキットをこよなく愛しておられ、既存のコンチネンタルキットに満足出来ず、ワンオフで製作することとなりました。 と、いうことで早速タイヤカバーの製作に入りましょう。 先ず、カバーの蓋のなる部分を1枚のアルミ板から絞りを繰り返して、形状を作って行きます。 |
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蓋となる形状がある程度完成したところで、次に側面の部分を板金にて製作します。 この様にひたすら小さいハンマーと平ハンマーを使い分けながら表面を均して行きます。 側面の形状が完成しましたら、蓋となる部分と溶接を用いて接合しますと・・・・。 ↓ |
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タイヤカバー内側の粗材形状完成です! もちろん、これで完成ではありません。 ここから更にハンマリングを繰り返し、形状を作り込んで行きます。 |
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今までの作業はタイヤカバーの内側となる部分ですので、次にコンチネンタルキットの象徴である側面の化粧部分を作成します。 ここも作り方はタイヤカバー内側と同様、ひたすらハンマリングにより形状を作りこんで行きます。 |
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側面の形状が出来上がってきました。 ここから更に打ち込み及び研磨を経て、冒頭にお見せしました内側タイヤカバーを形状完成→下地塗装後、側面の化粧部分を合体させると・・・。 ↓ |
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こんな具合となります。 勿論、これで完成ではありません。ここからタイヤカバーとしてきちんと機能する様にロックハンドルなどをつけて行きます。 |