光岡ZERO1 ハードトップ製作編(第2回)

 

今回、大阪のラッキーオート様より光岡ZERO1クラシックF用ハードトップ製作のご依頼を頂きました。

 

今回はルーフの製作風景をご覧くださいませ

 

第一回目の状態では、ルーフ+ドアの一部整形が完了しておりました。

これらから、ドアとルーフを分離及び製作が完了しましたので、今回はルーフの製作をご覧くださいませ。

申し訳御座いませんが、板金時の画像を取り忘れてしまいました。ある程度(ほぼ完成形?)になっておりますが、ごらんください。

 

この状態では意匠面(外形となるアルミ板金部分です。)とインナーフレームが既に結合しております。なお、意匠面のアルミ板金部材と鋼材で作成しましたインナーフレームの結合に溶接は使用できません。

(摩擦圧接などの技術を用いれば可能ですが、フレームやアクスル等の構造部材以外に使用している例はほとんどありません。)

 

ここは、外装となるアルミ板金部材端部の補強とインナーフレームとの結合を同時に行えるへミング加工を用いました。

簡単に説明すると、アルミ板金端部とインナーフレーム端部を折り込んで結合する方法です。

ちなみにこのへミング加工、行う際にアルミ板金端部が変形しますので、加工後は再度アルミ板金を行い、意匠面をきちんと整形しなおします。

掲載が遅くなりましたが、完成予想CGをごらんくださいませ。

ボディーとの曲線と違和感無く融合する様、デザインを行ってみました。

今回はこの完成予想CGから形状を起こし、製作しております。

次回はドアの成型をごらんいただきましょう。

 

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