アウトウニオン DKW F102 レストア第2回 |
アウトウニオン DKW F102のレストアを開始いたしました。
今回はボディーの下地作成です。
今回の車両は長期間(約15年以上)不動状態であったため、下記状態でありました。
・機関系・電装系・駆動系と動作する部位は全ての見直しが必要 ・ボディ関係に関しては屋根下保管の為、とても良好
上記を踏まえて、新しいオーナー様との打ち合わせの結果、本レストアは下記内容にて実施することとなりました。 本レストアの目的は乗って楽しむ事ですので、整備作業を重点的に進めて行く事になりました。
・ボディは現状の塗装面を下地に使い出来る限り手当を行いながらオールペイントを行う ・鍍金部品やステンレス部品は修正・研磨で対処する ・内装は基本そのまま使用 ・機関等は長期不動車のため、外見上損傷が見えない状況でも一度全て分解してレストアを行う |
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今回はボディの鈑金作業が中心です。 ボディは付属部品分解後、旧塗装膜を研ぎながら凹みや一部錆を修理します。 前後ガラスはゴムの入手が困難の為、取り外さずにマスキングにて対処します。 この車は、一部現代の車両と違う変わったボディ構造にて組み立てられておりますので、次回ご紹介致します。 |
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下地の修復が完了しましたので、一旦サフェを吹いてボディを保護します。 |
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