アウトビアンキA112 レストア第4回


アウトビアンキA112のレストアを開始いたしました。

数ヶ月に渡ってレストアの流れを掲示して行きます。

 

今回はリア周りの腐食部分のレストアをご覧頂こうと思います。

エンドパネルとリヤフロアに大きな腐蝕が発見されました。

(緑枠で囲まれた部分です。)

この箇所は背面からのスプラッシュ(水の跳ね返り)を受ける箇所であると同時に、車室内に侵入した水がスペアタイヤのくぼみに溜まりやすく、非常に錆の発生確率が高い箇所です。

丁度パネルの合わせ面に近い箇所でしたので、エンドパネルのスポット溶接を一度剥がし、各パネルごとにレストアを行います。

先ずはエンドパネルを外しましたが、この通り、錆による減肉の影響で合わせ面はペラペラでした。

そこで、合わせ面は新たにパネルを起こし、溶接にて復元を行いました。

リアフロアは一部のみ錆穴を修正するのみで問題ありませんでした。

ここも同じ様にパネルを切り出して、新たにオリジナルのビード形状を再現したパネルを溶接して修理完了!

両パネルとも修正が完了しましたので、スポット溶接にて再度組み付けを行い、完成です。

 

まだまだ続きます。

NEXT

Restoration Projectへ
TOP