<ジャガーMK2 フルレストア 第11回>


ジャガーMK2 フルレストア第11回です。

今回は配線作業をご覧ください!

 

ボディーやエンジンのレストアと同等な位、重要なレストア作業が、「配線の引き直し。」です。

 

何せ、ボディーやエンジン、補機類などがきちんと動くにはそれをコントロールする為の”神経”が必要ですから・・・・。

 

配線は一度全ての結線を確認後、きちんとコルゲートチューブなどを使用して整理して行きます。

今回はオリジナルの配線を全て破棄し、1から配線の引き直しを行いました。

この位の年代ですと配線は動脈硬化よろしく、チョット曲げたり、持っただけで配線の周りを保護している被覆がパキパキと音をたてながら、亀裂が入ってしまいます。

余談ですが、自動車配線の品質に関しては、日本製が一番です。

悲しいかな、某高級車の配線などは、現代においても10年経てば、パキパキと音をたてながら折れてしまいます。

日本製のそれは、10年経ってもその様な症状にはなりません。

勿論、配線作業はマニュアルを確認しながら行います。

日本車と違い、この位の年代の車であれば、新品のマニュアルも手に入りますので、安心ですね。

完成まで、あともう一歩!

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