<ジャガーMK2 フルレストア その5>


ジャガーMK2 フルレストア第5回目です。

数ヶ月に渡ってレストアの流れを掲示して行きます。

 

(画像資料が非常に多い為、少々重くなりますがご勘弁ください。)

 

やっとボディーの修復が終りました。

 

頭にタオルを巻いたツナギが似合う彼は、弊社社長と一緒に板金を担当した佐々木クンです。

次に非常に細かい凹凸を拾う為、全体にパテを薄く塗って行きます。

 

パテと言えば、外国でレストア後、その車をご購入されたお客様から再塗装のご依頼を頂いたのですが、何故かボンネットがやたらに重い・・・・。

塗装を剥ぐと、ボンネット全体を3cm厚のパテが覆っており、さらにパテも剥ぐとヨレたボンネットが出てきた・・なんてことがありました。

早速パテを塗り終えたので、研ぎに入りましょう。

 

作業はうちの工場長、井上が担当します。

 

で、工場長が研ぎますると・・・。

・・・・・こうなります。

 

ご覧いただければお分かりかと思いますが、パテはほとんど残りません。

 

この微妙な凹凸を拾って行くことによって、ジャガー本来の溶ける様な曲線を演出することができます。

 

ちなみに非常に繊細な凸凹を確かめる際には、素手ではなく、軍手を着用した方が、非常に分かりやすいのです。

軍手を着用した方が分かりやすいとは、意外ですよね。

さあ、研ぎが終りましたので、サーフェイサーを塗装しました。

 

どうですか?

 

早く、本塗り終了した所を見たいですね。

まだまだ続きます。

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