トヨタ・ソアラのレストア(第一回)

トヨタの高級車、ソアラのレストアをご注文いただきました。

ご覧くださいませ。

 

今回のレストアはトヨタ・ソアラです。

当時、3ナンバー2ドアの先駆けとして非常に人気があったと同時に、非常に高価な車でしたので、学生だった私は走り去るソアラを指をくわえて見ていたことを思い出します。

他社からも、ソアラの人気にあやかって、レパードなどの3ナンバー2ドアが出て来た事も有名ですね。

今回のお車は、昭和56年MZ11型、エンジンは排気量2.8L・5M型エンジンと高グレードの車です。

このお車のワンオーナーだそうです。

オーナー様はとてもソアラを気に入られているご様子で、ソアラも良いオーナーに所有されてとても幸せ者ですね。

では、隅々まで綺麗になりましょう。

早速、パーツを外して状態を確認して行きましょう。

まだ22年経過レベルですので、外観は綺麗なのですが・・・・

・・・・・ご覧の通り、外から見えないリアバンパー内側に位置するボディ部位に腐食部分がありました。

 

スポットドリルでスポットを削除し、パネルを外しますと、合わせ面の腐食が進んでおり、かなり朽ち果ててしまっております。

 

丁度昭和50〜60年代の日本車は、防錆技術向上の過渡期でしたので、さびていない部分は全く問題ないのですが、いざさび始めるとあっという間に腐食が進んでします。

 

次回はこの様な部位の修理をご説明致します。

 

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