旅行記 「ロシアより愛をこめて 第五話」 |
今回はロシア国産車事情をご覧ください。
ラーダ2101初期・2103中期・2107後期 フィアット124ベースで長く生産された代表車種です。 特に初期型は今見るとシンプルで良いですね。
ラーダ・サマーラ VAZ2108(初代) 輸出仕様ではカブリオレも存在しました。
VAZ2115(2代目) これも市内で良く見かけました。
ボルガGAZ-31105 旧ゴーリキー自動車工場で現在GAZグループの代表的な車種の1台。 ちょっと高級で立派な車でした。 後継車はVolga Siberでダッジ・ストラタスの生産設備を譲り受け生産された車です。
チャイカ
主に共産党高官用の車 ジル(ZIL) リハチョフ記念工場製 主に共産党高官用の車 スターリン時代はZISと呼ばれていましたが その後、設計者リハチョフの名前からZILとなりました。
ロシア(ソ連)と言えばこちら”モスクビッチ”(モスクワっ子) ロシアを代表するファミリーカーです。
モスクビッチのラリーカー 共産党独裁時代は大衆車ばかりでしたが、その中でもモータースポーツも少なからず行われたようでラリー車両も博物館で見ることが出来ました。
ZAZ ザポロージェツィ ウクライナ製の車両 当初はアメリカ車がベースとなった物が多いのですが、 その後、独自の路線で設計・生産あれたソ連・ロシア車は 今見るとなかなか魅力的な車両が多いです。
モスクワには国産車より輸入車の方が多く理由を通訳の方に聞いたところ、
「ロシア車は安いけれど購入した時から修理が始まる。 10年程度乗ると輸入車と変わらない金額がかかるので、 都市部は皆ちょっと頑張ってはじめから輸入車を購入する。」
と教えてくれました。
別の方からはロシアは軍需産業は品質が高いけれど、 民需は昔から高品質を目指さないからと話してくれました。
兵器以外はまじめに作らないのかと思いなんとなく納得しました。
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まだまだ続きますよ。
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