スズキカプチーノアルミボディー製作 第2回 |
スズキカプチーノの外装パーツをアルミ板金で作りつつ、デザインを変更、 全く雰囲気の違う車両製作のご依頼を頂きました。
ご覧くださいませ! |
では、前回お話した通り、大幅にボディーへ加工を加える際の儀式(?)をご覧いただきたく思います。
左記番線入りの図面と同じ様に、ボディーへ番線を記入して行くことが、実は大切な儀式なのです。
※番線とは基準の点から等間隔に引き、製作時目安となる線です。
「ここまでする必要があるの?」と思われるかもしれませんが、きちんと図面通り製作する場合、必ず基準となる物を必要とします。
例えば、メーカーが色々なパーツを設計する際、 ・エンジンマウントを基準としたエンジン番線 ・クランクシャフトを基準とした機構番線 ・フロントロアアーム取り付けボルトを基準としたボディー番線 などの異なった番線を用い、取り付け時の整合性や形状などを確認します。
今回も製作に入る前に番線をきちんと取ります。 |
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番線が引き終わったら、次はワイヤーフレームを製作します。 一品物などであれば、ワイヤーフレームの代わりに木型を作成、それを基準に製作できますが、今回は番線を引きましたので、それを元にワイヤーフレームを製作しました。 これにより、より図面通りの製作が可能となりました。 一見図面通りで面白みが無い様に見えますが、図面通り作れない状態から感性を足すことはできません。 どんな物事でも同じですが、基礎が出来ない状態から、応用なんて更に出来ない事と同じですね。 |
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次回は外装の製作シーンをご覧いただきたく思います。
・・・ちょこっと触りだけ載せました(笑) |
まだまだ製作は続きます。
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