<ジャガーMK2 フルレストア その6> |
ジャガーMK2 フルレストア第6回です。
今回はエンジンのOHをお見せいたします
ジャガーマーク2のエンジンになります。
OHする前に観察すると、随所に現代のエンジンと違った設計思想を垣間見ることができます。 |
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エンジン整備には直接関係有りませんが、クラッチスプリングにコイルスプリング式を採用しております。
現代のクラッチスプリングは一部の大型トラックを除いてダイアフラムスプリングですので、技術の流れを感じます。 |
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ひとまず、ヘッドを外しますので、エキマニやインマニを外して行きましょう。
吸気側からの写真ですが、インテークポートの隣に何かポートがあります。 このエンジンはクロスフローですので、こちら側にエキマニは付きません。
では、このポートは何のポートかというと、ウォータージャケットのポートなのです。 (一番上の写真にインマニの様な形をしているの物が、冷却系パイピングです。)
ヘッドの途中から冷却水を抜く方法は、冷却ムラを防ぎたいレースエンジンに良く用いられる方法ですが、それを狙った設計だったかもしれません。 |
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ヘッドを外しましたが、年式の割にカーボンの堆積も少なく、非常に良いコンディションです。 ピストン頭部の状態を見ていただければ、ご理解いただけると思います。 |
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腰下も分解して各部測定後、OHを進めて行きます。 |
まだまだ続きます。
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